観光教育ネットワーク

 本ウエブサイトの目的は、「観光教育のプラットフォーム」の構築に向けた取り組みです。そのためには、このページで、観光教育を理解するためのいくつかの枠組みを提示し、情報を提供するとともに、関係者の共同・ネットワーク化を試みます。質問やご意見、さらに有益な情報がある方からの連絡をお待ちします。(随時アップデートします)

観光教育を理解しよう

  • 観光教育は、とても多様な学びの内容とアプローチがあります。まずはそれを理解する2つの視点を紹介します。
    • 第1の視点は、「観光を学ぶ目的や意味を考えることです。観光と教育(≒学習)の関係において、観光を学ぶ「観光教育」と観光で学ぶ「教育観光」の違いを知ることです。詳細は、以下の記事をぜひお読みください。
    • 第2の視点は、どこで、いつ観光を学ぶかです。教育は小学校から高校、大学・大学院まで様々な教育機関で学ぶことができますが、大学や大学院は、今や生涯学習の場ともなっています。また学ぶことは、教育機関のみならず、企業や組織の中において、また地域や様々な場面において、用意することができます。どこで何をいつ学ぶかも観光教育を考えるうえで、重要です。この詳細も以下の記事で整理できると思います。
    • 上記1つの理解に役立つ記事。宍戸学(2023)「現代社会における観光教育を考える」、観光文化、JTBF

大学・大学院の観光教育

  • 大学の観光教育の起源を学部・学科の設置や観光に関するカリキュラムに基づくものと定義すれば、1946年に立教大学で「ホテル講座」が開講されたことに始まると言える。立教大学はその後、1966年に社会学部産業関係学科内に「ホテル・観光コース」を開設し、1967年に社会学部「観光学科」が開設され、日本の4年制大学で初めて観光教育がスタートした。立教大学は、1998年に社会学部観光学科を「観光学部」に改組し、長く日本の観光教育を担ってきた。バブル経済の時期に他にも観光学科の開設が進むが、バブル経済の破綻で一時低迷したものの、21世紀に入り政府がインバウンド誘致の政策など観光振興を強く打ち出すと、多くの観光関連の学部・学科・コースが国公立大学も含め誕生し、観光教育の認知度も上がってきたと言える。(立教大学観光学部のあゆみ
  • 大学院においては、上記の立教大学社会学部観光学科の時代は、大学院社会学研究科の「応用社会学専攻」で観光が取り上げられ、多くの観光研究者を輩出してきた。そして、立教大学は観光学部の開設と同時に「大学院観光学研究科(博士課程前期・後期課程)」を開設し、以降多くの観光学研究者を育成し、観光学博士を輩出していくことになった。
  • 専門学校に目を向けると、幻に終わった1930年東京オリンピックを前に、1935年にYMCA国際ホテル専門学校(現在の校名)が開校し、現在に至るまで実践的なホテル人材育成を行っている。その後、旅行業の成長も併せて専門学校において、長く日本の観光人材育成が行われてきたと言えるだろう。(YMCA国際ホテル専門学校 90年の歴史と実績
  • 短期大学においては、1964年東京オリンピックを前に、1962東洋大学短期大学観光科が開設され、2001年に国際地域学部国際観光学科へ発展、2018年に国際観光学部へと改組される。
  • 文部科学省は、2019年から知識と実践を学べる大学・短大として、専門職大学・短大の開設を認める。その結果、2019年に兵庫県豊岡市に「芸術文化観光専門職大学」、2021年「せとうち観光専門職短期大学」が設立された。専門学校の行ってきた実務教育と大学で行う学問の融合を志向するものである。海外の観光系大学では、以前から実践的な教育が行われており、この点でも海外の観光教育を知ることも有効だろう。

高校の観光教育

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小学校・中学校の観光教育

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政府や企業、団体などの観光教育

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観光教育の広がりが意味するもの

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観光教育におけるネットワーク化とは

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その他

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観光教育研究の最前線

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